施工完了のおしらせ(香川県三豊市詫間町)
建設
略工事名：県道紫雲出山線（香田工区）道路局部改修工事（法面工）
工事場所：香川県三豊市詫間町香田
工事概要：吹付法枠工（枠内：上段植生基材・中段コンクリート吹付・下段ポーラスコンクリート吹付）
（完成写真）
2024年5月31日に検査が終わり、無事引き渡しが完了しました。
前回工事からの続きの区画での工事となります。
当工事はICTを活用した工事となりました。
ICTとは簡単に一言で言うならば、
「デジタル技術を使って安全かつ効率的に工事をする」ことです。
当現場ではドローンを使用しました。
ドローンはICT技術の１つに位置付けられています。
（ドローン）
ドローンを飛行させ、空中で大量の写真を撮り、その写真を基に“点群”にします。
（点群とは読んで字のごとく“点”の“群れ”の事で、1つ1つの点が位置座標情報をもっています。）
（点群画像）
１つ１つの点に位置座標情報を持っているので、点と点の距離を測ることができます。
（距離計測）
この点群技術を使用すれば、パソコンの中に現場が３Dで表示され、
足場の悪い危険個所でスケールを使って計測をする必要が無くなります。
（点群を投影させたパソコンモニター）
このように、ドローンと点群技術を組み合わせたICT活用工事は、生産性の向上、品質の改善、安全性の確保など、多くの面で土木業界に革新をもたらしています。今後も技術の進化とともに、さらなる効率化と高度化が期待されるので、遅れを取らないようチャレンジし続けていきたいと思います。